ポケモンカード有象無象

旧裏面ポケモンカードとか色々。

旧裏デッキ【大雨火の海デッキ】 

今でこそ公式が画像付きでカードリストを公開していますが、これが始まったのはPCG中期くらいだったと思います。始まったときは公式が詳細なテキストや画像まで公開するなんて思ってもいなかったのでとても驚きました。それまでは有志の作ったカードリストを頼りにしていたのです。

まだ自分がインターネットを使えなかった頃、収録カードの情報源は友達の持っていたガイドブックとコロコロ付録のカード画像付きリストだけでした。ガイドブック持っていなかったのでマイナーなプロモや初版、クイックスターターギフト版のキラカードは完全に謎のカードでした。しかし、それらの謎のカードの存在から無限の広がりを感じていました。まだ知らないカードがある、なんのカードなのか、どんなカードなのか、ありもしないカードに思い馳せていたのを覚えています。

このひかるギャラドスもそんな神秘のヴェールに包まれていたカードの1枚です。
あ、ポケモンexからの攻撃はモロに受けますよ。

ひかるギャラドスはとにかく異様なカードです。
ギャラドスは進化しているポケモンなのにたねポケモン、苦悶に満ちた表情、全面がキラ加工されている光り方、三ツ星のレアリティマーク、更には「ひかるギャラドスというカードが存在するらしい」という当時の噂までもが、このカードに異様さを与えます。

思い出話はこれくらいにして対戦の話をしましょうか。
ひかるギャラドスはたねポケモンにもかかわらずHPが100もあり、更に「やきつくす」という強烈な技を持っています。
この技のダメージは50とやや低いものの、ベンチ全員に10ダメージを与え、コインが表なら相手のポケモン全員のエネルギーを1枚ずつトラッシュ、とコストさえ読まなければかなり狂気に満ちた技です。そう、コストさえ読まなければ。

この強力な技で相手の場を焼き尽くしてしまいたいと思っても、焼き尽くすためのエネルギー確保は困難を極めます。なぜなら、水ポケモンでありながら炎エネルギーを要求してくるからです。炎エネルギーをトラッシュするので水エネ加速の最高峰であるカメックスは当然使えません。

炎エネルギーをトラッシュする技と相性の良いカードにバクフーン(neo1)がありますが……
neo1_bakuhun.jpg
バクフーンの特殊能力の対象は炎ポケモンに限られます。これも使えません。


となれば、マルマインやミラクルエネルギーを使って強引に使うことになります。
1_marumain.jpgneo4_miracleenergy.jpg


しかし、ひかるギャラドスのテキストはこう書かれています。
yakitsukusu.png
2……2個ではなく、2枚です。
旧裏特有の個数ではなく枚数を要求するテキストです。よって、マルマイン+ミラクルエネルギーで使った場合はすべてのエネルギーを失います。これではとても戦えません。


では、どうすれば?
水エネルギーしか加速できない。

ならばポリゴン2で色を変えれば良いのです。
neo3_polygon2.jpg
炎エネルギーを手札から貼り、更に雨乞いで水を加速して色を変えれば簡単にやきつくすが使えるようになります。


それを目指したのがこのデッキ。デッキ名はGB2に登場するデッキのもじりです。

【大雨火の海デッキ】
4-1-2,1 カメール-カメックス,わるいカメックス☆☆☆☆
1 ひかるギャラドス
2-2 ポリゴン2
1 ヤミカラス(neo1)
/14

2 炎
8 水
/10

3 オーキドはかせ
4 マサキの転送装置
4 マサキ
4 エリカ
4 クルミ
2 ナツメの眼
3 ポケモン交換おじさん
/24

4 育て屋さん
2 超エネ回収
1 ワーポ
2 エネスタ
2 廃品
1 にせオーキド
/12

ひかるギャラドスデッキというよりもギャラドスパーツを積んだ亀速攻と言うべきでしょう。
ポリゴン2のおかげで色拘束が緩くなるので多色でもカメックスは機能します。

理想的な動き
1.ゼニガメスタートが多いので最初にカメックスで攻めることが多いです。まずは大量ドローによりカメックス、育て屋、4~5枚の水エネルギーを握ります。できればポリゴン2とひかるギャラドスも揃えたいところ。
2.カメックスに進化しハイドロポンプで攻めていきます。
3.状況にもよりますが、相手の場が揃ってくるとカメックスを下げてひかるギャラドスで戦うことが多いです。焼き尽くすによってベンチにある程度ダメージが入ればやや打点不足のカメックスは大幅に戦いやすくなります。

デッキについて
ドロソはカメと育て屋を同時に握る必要があるので、手札を増やすことを重視しています。オーキドを使うと狙ったカードを一度に握ることが難しくなるので3枚に抑え、他のカードを優先。
にせオーキドはエリカで相手を大量ドローさせてしまったときのフォロー用のカードです。

カメックスは思っている以上に使い勝手が良くありません。カメックス自体の速さとHPは良いのですが、60ダメージというやや低い打点とその割に重いエネコストが問題です。
雨乞いがあるため、エネコストは気にならないように思えますが、デッキに入っているエネルギーの半数ほどをつけるため、ダメージの割にカードを引かなくてはなりません。
また、一度気絶すると8枚の水エネルギーのうち4~5枚のエネルギーがトラッシュに送られてしまうので、超エネルギー回収を使えないとあっという間にエネルギー不足に陥ります。
加えて、殿堂ポイントによりカメックスは2枚しか積めないため、控えを用意できないときやサイドに落ちた場合はアタッカー不在の状況になることがあります。
カメックスを主力に据えるならいい傷薬や打点不足を補うプラスパワーを多めに積み、速攻で出した1匹を守りながら戦うと強いかもしれません。サブアタッカーはやはり悪いカメックスと化石のフリーザーになるでしょう。

キーカード
ひかるギャラドス
焼き尽くすがとにかく強力です。ベンチダメージのおかげでカメックスの打点不足を補ますし、エネルギートラッシュ効果が決まれば相手の計算を大きく狂わせることができます。超エネ回収やエネスタを使えれば連発も可能。そしてなによりカッコイイ!!
neo3_hikaru_gyaradosu.png

わるいカメックス
普通のカメックスよりエネコストが少ない上に火力(水力?)までもあるカード。コイン次第であるものの相手の技を回避できる可能性のあるロケットタックルも重要な技です。HPが低いのが玉にキズ。ロケットタックルの回避効果は「ダメージを受けない」というテキストなのでわるいクロバットやエレキッドによる特殊能力ダメージも受けません。
rocket_waruikamekkusu.jpg

ヤミカラス(neo1)
ポリゴン2がいるなら変なカードを使わないと損!と思い投入。ワーポを使った時に壁として出てくるベイビィへの強烈な牽制として役立ちます。
攻撃能力の無いカードに黒い眼差しが決まってしまうと突風や入れ替え系のカードを引けるまで相手は一方的に攻撃を受け続けることになります。にげるコストと弱点が無いので初手に来て困るということもありません。
非常に地味なカードですが、たった1枚積むだけでデッキの動きや勝ち筋を増やせる良いカードだと思います。ポリ2軸のデッキ(滅多にないと思いますが)なら入れてみてはいかがでしょうか。
neo1_yamikarasu.jpg

ポリゴン
テクスチャーが強力。弱点を水にすればHPを半分奪ったようなものです。鋼エネルギーでガチガチに固めたハガネールには特に有効。このカードがなければ突破は難しいでしょう。
rocket_polygon.jpg



ひかるギャラドスは1積みしかできない都合どうしても安定しないので大会での使用は難しいものの、ひかるギャラドスのインパクト、ポリゴンやヤミカラスなどのマイナーなカードによる過剰なまでにテクニカルな動き、焼き尽くすの凶悪効果のコイントス、と盛り上がる要素が満載なので単純に楽しいデッキとして気に入っています。
そして何より、お気に入りのひかるギャラドスとneo3のポリゴン2を有効活用できているのが最高に嬉しいです!
それでは!
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お知らせ


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秋葉原でゆるーくフリー対戦をします!貸出デッキあります。
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その2:11/11(土)には関東旧裏オフを開きます!
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